· 7 October 2026

Granular EnergyとSTX Group、企業による次世代の再エネ調達を支援するため協業

本提携により、企業は再エネポートフォリオ全体のアワリーマッチングを測定し、時間・場所に基づく調達要件への備えを進めるためのツールと市場アクセスを得られます。

STX and Granular Energy logos

ニューヨーク/アムステルダム、2026年10月7日 — EACに裏付けられた、拡張性と透明性の高いクリーンエネルギー商品を管理するソフトウェアプラットフォームを提供するGranular Energyと、環境商品取引の世界的大手であるSTX Groupは本日、企業が次世代の再エネ調達に対応できるよう支援するための協業を発表しました。Granular Energyの市場をリードするトレーサビリティ・プラットフォームと、STX Groupのアドバイザリー、市場インテリジェンス、環境市場に関する専門知識を組み合わせることで、企業は自社の再エネ調達の判断がもたらす影響を、より的確に把握・測定・最適化できるようになります。

自主的な枠組みや規制要件において、再エネ電力の発電と消費の「場所」と「時間」を一致させることへの関心が高まる中、企業には調達ポートフォリオ全体に対するより高い可視性が求められています。Granular EnergyとSTX Groupは共同で、こうした変化する環境に企業が備えるためのツール、インサイト、市場アクセスを提供することを目指します。

時間・場所に即した電力調達への移行を支援

気候・エネルギー関連の枠組みは進化を続けており、企業は調達したエネルギーが自社の事業活動の時間と場所にどの程度一致しているかを、これまで以上に把握する必要があります。SBTiの企業ネットゼロ基準V2.0や、現在進行中のGHGプロトコル・スコープ2改定といった動向により、アワリーマッチング、供給可能性(デリバラビリティ)、系統への影響、そして信頼性ある気候主張におけるEAC(環境属性証書)の役割をめぐる議論が活発化しています。

同時に、規制の動きも自主的な取り組みの枠を超えつつあります。世界各地でデータセンターに関する新たな報告・サステナビリティ要件が導入され、エネルギー調達の透明性がより重視されるようになっており、中にはアワリーマッチングを義務付ける提案もあります。例えばスペインでは、系統接続を維持する条件として、データセンターの電力使用量を追加性のある再エネ発電で1時間単位で賄うことを求める規制が検討されています。

こうした動きは、複数の市場にまたがって再エネ電力ポートフォリオを管理する企業にとって特に重要です。市場ごとに登録制度の基準、証書の構造、時間粒度が異なるためです。透明性とトレーサビリティへの期待が高まり続ける中、企業には、さまざまな調達戦略がもたらす影響を理解し、変化する規制・報告環境に備えるためのツールと専門知識が必要です。

ポートフォリオの透明化から調達アクションへ

本提携により、企業は将来の報告・目標設定要件に備えつつ、再エネ電力戦略を強化するための実践的な道筋を見いだすことができます。具体的には、既存のPPAと証書の組み合わせを評価し、再エネ発電と電力使用の一致度を定量化し、アワリーマッチングや地域に基づく調達といった新たな概念がもたらす影響を検証することが可能になります。

STXのアドバイザリー・ディレクター、Nate Lash氏は次のように述べています。「多くのお客様が、現在の再エネ電力調達モデルの先を見据え、時間・場所に基づく調達をめぐる新たな要件が自社の戦略にどう影響するかを理解しようとしています。Granular Energyとの協業を通じて、既存ポートフォリオの評価、アワリーマッチング実績の定量化、そしてその改善に向けた実践的な調達経路の特定を支援します。ポートフォリオ評価と戦略策定から、各市場におけるGC(時間単位の証書)の調達・受け渡しに至るまで、エンドツーエンドでお客様をサポートします。」

Granular Energyについて

Granular Energyは、エネルギー供給事業者、発電事業者、ブローカーがクリーンエネルギー・ポートフォリオを管理し、顧客にこれまでにない透明性を提供するためのプラットフォームです。同社のソフトウェアは、環境属性証書の割当におけるマッチング、移転、報告を自動化します。世界30社以上の電力会社、エネルギー供給事業者、トレーダーと取引があり、世界最大規模のアワリーマッチング・プログラムを含む70TWh超のクリーンエネルギーを管理しています。詳細はgranular-energy.comをご覧ください。

STX Groupについて

STX Groupは、気候ソリューションの世界的大手プロバイダーであり、環境商品トレーダー、再エネアドバイザーとして、組織のサステナビリティと脱炭素目標の達成を支援しています。アドバイザリー部門「STRIVE by STX」を通じて、企業の再エネ電力調達、気候目標設定、脱炭素戦略の策定・実行を支援しています。アドバイザリーの専門性、市場インテリジェンス、そして世界の環境商品市場へのアクセスを組み合わせ、自主市場・コンプライアンス市場の両面で世界中の組織を支えています。

報道関係のお問い合わせ

Granular Energy:team@granular-energy.com
STX Group:media@stxgroup.com

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